----------Winemaking----------

2003年ジョン・エリス氏の従妹「デイビッド・ロス」はリタイヤし畑でブドウを育てる時間を持ちたいという夢を妻のパウリーヌと一緒に思い描きます。その結果、ストラスブギーレンジにリースリングを植樹し「タザリ・リースリング」が生まれることとなります。この地域は70年代後半にワイナリー創業者のジョンが葡萄栽培を任されたとき、この地域の気候条件が特にリースリングに適していると判断したことからデイビッド・ロス氏が葡萄栽培を行うときに取り入れました。今では、ストラスブギーレンジは非常に肥沃な土地柄乳牛の放牧地として盛んなリースリングの畑があるエリア。リースリング種にとっても良い環境で果熟も早いため、フレッシュ＆フルーティーで素晴らしく程よい酸を持ち合わせており、南オーストラリアでみられるようなフローラルでシトラス感の現れる強いタイプではありません。

低温発酵、ステンレスタンクで2か月もあれば瓶詰めが可能な、非常にシンプルな醸造方法です。グラスの中に葡萄が存在するイメージのワインです！

※スクリューキャップ使用。

Gold Medal for Tarzali at the Rutherglen Wine Show (September 2011)

 

----------Winemaking----------

2021年は素晴らしいヴィンテージになり、非常に良質でクリーンなブドウが収穫できただけでなく、収量も十分に確保できました。夏も猛暑日があまりなく涼しい夏であり、適度な雨も降ったため、木は非常に健康で素晴らしい風味の葡萄が実りました。

自社畑のジム・ジムで栽培されたピノ・グリ、ゲヴュルツトラミナー、リースリングをブレンド。2021年ヴィンテージは8回目のヴィンテージとなります。これら3つの冷涼な気候に適する品種は互いを非常によく引き立てます。リースリングは爽やかで、ピノ・グリは香ばしさと重量感を加え、ゲヴュルツトラミナーは可憐な花の香りとリッチさをワインに加えます。

----------Tasting Note----------

ゴールドがかった中間の麦わら色。 ターキッシュディライトとピーチの力強い香り。何層にも重なった複雑な味わい。ミネラル、ハチミツ、プラムの特徴があり、まろやかで豊かなテクスチャーから、クリーンでさわやかなフィニッシュが余韻へと続きます。

Awards & Reviews:

Top Gold Medal- 2021 Ballarat Wine Show Class 5- Other White Varieties

 

Trophy- Best White Blend- Melbourne Royal Wine Show 2021

※スクリューキャップ使用。