----------Winemaking----------

「ザ ロック」のこのブレンドは、昔ながらの重く濃い味わいではなく、今日の料理に合わせたスタイルのワインです。もちろんワインとしては飲みごたえのあるフルボディですが、シラーズをベースにした他のブレンドよりも口当たりはスムーズです。風味豊かで満足感のあるワインが仕上がり、瓶詰めされた瞬間からいつ飲んでも非常に素晴らしいワインとなっています。

　鮮やかな赤色に染まったワインのラベルは、ハンギング・ロック・ワイナリーの美しい風景を表現しています。マセドン山脈が美しく映える「秋」をモチーフにし、麓にはワイナリーの葡萄畑を。

 

----------Tasting Note----------

シラーズが果実の厚み・テンプラニーリョが骨格・グルナッシュが熟した味わいを表現し、それぞれの特徴が見事に調和したフルボディです。熟したプラムやチョコレート、ドライフルーツのニュアンスを感じてしっかりと余韻も残ります。フレッシュなトマトソースから香ばしく焼き上げた肉料理まで、幅広く合わせられる納得の1本です。　

 

----------Winemaking----------

創業者のジョン・エリスは、ワイン業界では常に「永遠の外交官」として知られています。 人々を結びつける彼の才能は、2000年代初頭にベンディゴとヒースコートのワイン産地を分離する道を開くのに貢献した。 2020年は暖かく（暑くはなかったが）乾燥した年だった。 ベンディゴとヒースコートの産地では、昼は暖かく夜は寒いため、複雑なタンニンを持つリッチで豊かなフルボディのカベルネ・ソーヴィニヨンが造られました。

赤身の肉、鹿や軽めのラムや冷静の牛肉サラダと一緒に。

　----------Winemaking----------

マセドンという産地はオーストラリアでも最も冷涼なブドウ栽培地として考えられています。ここは世界的な冷涼地のブドウ栽培の基準を満たしていて、フランスやニュージーランドの冷涼地とよく似ており、ピノノワールが栽培されているオーストラリアの温暖な産地とはほとんど類似していないワインを生産しています。2019年ヴィンテージは温暖な気候のため、ワインに寛大さと厚みがあり、同時に素晴らしい果実味を前面に出しているのが特徴です。マセドン・レーンジズのワインであるため、素晴らしいストラクチャーと余韻を備えています。

　100%自社葡萄、ジムジム・ヴィンヤードにて手摘みで収穫されたピノノワール。醗酵前に２℃まで温度を下げてから徐々に自然な形で温度を３０度まで上げて、野生酵母を使いじっくり醗酵に時間をかけます。10%は全房醗酵、低温で４週間かけてスキンコンタクトし、澱引きせず１０~１５％は仏オークの新樽へ、残りは2年落ちのフレンチオークにて１２か月熟成させた後、ノンフィルターで瓶詰めされます。

 

----------Tasting Note----------

深いプラム色とレンガ色の色合い。花のようなアロマに、杉とクローブの香りが混じり合っています。何層にも重なった複雑な味わいでデリケートな果実味と深く豊かで複雑なフレーバーが混ざり合い、絹のようなタンニンと爽やかな酸が重なり合った滑らかなテクスチャーを持ち合わせています。この組み合わせは、ワインが長く生き続けることを確信させています。

Halliday Wine Companion 2021- 91 points

 

 

----------Winemaking----------

シラーズの特産地である「ヒースコート」地区をいち早く世に知らしめたハンギングロック・ワイナリー。キャンブリアン・ライズは常にヒースコート特有の土壌となる畑からもたらされる成分を含みヴィンテージによって全く異なる様相をみせます。温暖な2018年、このシラーズはヒースコート地区の中央部から南側の地域から収穫されています。（ヒースコート地区は南北に100キロほど広がる非常に縦長の産地）。

 

----------Tasting Note----------
色合いは深い赤みとチェリーレッドからほんのり紫がかったわら色をなし、オールスパイスやシダー系のアロマとほんのりチョコレートやチェリーの風合いです。味わいはプラム、スパイス、白胡椒がワインの前面に現れますが、テクスチャー、骨格がはっきりしています。滑らかなタンニンとワインのまろやかで豊かな口当たりがとてもよく調和しています。

この力強さとエレガンスの感覚はワイン造りにおいて非常にバランスのとれたヒースコート・シラーズの神髄を物語っています。

Halliday Wine Companion 2021- 91 points

 A fine vintage in these parts, serving a blend across several prized sites. A deep ruby. Oodles of dark spiced fruit, black rock and mocha scents careen across a bow of coffee grind tannins. Nicely gritty. Full weighted with plenty of oomph, the wine nevertheless sticks to a path of pointed length and relative poise. Nothing OTT.

 

----------Tasting Note----------

エレガントなアメリカンオークと熟したプラム、スパイシーな力強い香り。プラムやブラックチェリーを思わせる味わいはパワフルな強さを感じるが、オークが優しく包み込み果実味に溶け込んで複雑で深い味わいです。

香港インターナショナル・ワイン・ショーで金賞受賞！　

『ヴィクトリア州・トップシラーズ60本の中でベスト・シラーズに輝く』　

『少し閉じている感じがあるが、深さやストラクチャーは大変しっかりしている。始めはダークベリー、プラム、シダー、アーシーなスパイス感が広がり、だんだんと赤、黒ベリーのフローラルなニュアンスが出てきて凝縮感、奥深さがしっかりと感じられる。』

　2006年度オーストラリアンワイン　アニュアル誌　92点（9月1日’05）ジェレミー　オリバー。