2018 vintage from Small Forest

今年は、昨年から続く干ばつが厳しい年でした。昨年からの雨量は、例年の約3分の1程度で、休みなく灌漑を続け葡萄樹を健康な状態に保つのが大変な年でした。乾燥のおかげで良い点もありました。雑草があまり生えないので、管理が楽ではありました。また、湿度が低く病気の症状も見当たらず、消毒の回数も例年より少なく済みました。驚いたことは、あまりの乾燥のためか虫が少なく、そのため蜘蛛もほとんど見かけませんでした。その代わりに数多く出没したのが、ゴアナという巨大トカゲです。小さなもので1メートル、大きなものは2メートルを超える大きさになります。彼らのようなネイティブの生き物が畑にいるということは、健康な畑であるとも言えます。個体により模様が違うため、名前までつけてしまいました。ただ、乾燥に加え気温が高かったため、収穫のタイミングを見極めるのが難しい年でした。1月の雨量は、月末にわずか8ミリしかありませんでした。いつもは緑色のこの辺りはすっかり茶色に変わり、気温が上がるにつれブッシュ・ファイアーの危険が高くなっていきました。ブッシュファイアーはあちこちで発生しましたが、幸い害を受けることはありませんでした。火はまだ燃え続けています。
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スモールフォレスト2018ヴィンテージ
ヴィンテージレポート+近況報告2018年2月
3rd issue Feb 2018.pdf
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